2014年2月にバレーボール日本男子代表監督に就任した南部正司監督は、FIVBワールドカップバレーボール2015に臨むにあたって新たな試みを行いました。

2015年4月20日に「次世代の日本代表のリーダーにならないといけない。中心選手になるという責任感を持ってもらう」という狙いで、石川祐希、柳田将洋、高橋健太郎、山内晶大の4選手を『NEXT(ネクスト)4』と命名することを発表。

彼らの動向を前後編に分けて紹介します。今回は後編。

 

豪快なプレーが魅力の高橋健太郎

高橋健太郎

中学時代はプロ野球選手を目指していた高橋健太郎選手でしたが、肘を負傷したことでその夢を断念しました。米沢中央高等学校に入学後、高身長であったことから顧問や校長から勧められて、バレーボール部に入部しました。2013年4月に筑波大学に進学。2014年4月に全日本メンバーに登録され、同6月に『TeamCORE』のメンバーに選出されました。

2015年2月に右膝を骨折しましたが、南部正司監督に『NEXT4』の一員に指名されました。FIVBワールドカップバレーボール2015ではコンスタントな出場はできませんでしたが、ミドルブロッカーとしてパワフルで豪快なプレーを披露し、ワンポイントブロッカーとしても起用されました。

2016年10月にVプレミアリーグの東レ・アローズへの入部内定が発表されました。プレミアリーグで経験を積み、2018年の世界バレーボール選手権の14名の登録選手に選出されます。しかし大会の開幕前に手を負傷したことで出場できませんでした。

 

急成長のシンデレラボーイの山内晶大

山内晶大

中学までバスケットボールをやっていた山内晶大選手は、名古屋市立工芸高等学校入学後、監督の勧めもあってバレーボール部に入部しました。

2012年4月に愛知学院大学に進学し、2014年4月に全日本メンバーに登録されると、同年5月のワールドリーグでのドイツ戦に出場して、全日本デビューを果たします。ジュニアやユースでの代表歴がなく、メンバー登録後すぐの全日本デビューは異例で、シンデレラボーイと呼ばれました。同年6月に『TeamCORE』のメンバーに選出されました。

FIVBワールドカップバレーボール2015は初の大きな世界大会でしたが、技術と経験の不足を補う思い切りのよいプレーを披露しました。ボールの軌道を変化させるフローターサーブでもポイントをマークしています。

2015年12月にVプレミアリーグのパナソニック・パンサーズへの入団が発表されました。全日本デビュー以降、コンスタントに代表選で活躍し、2018年の世界バレーボール選手権でも主力選手の1人としてスパイクやサーブ、ブロックでポイントを稼ぎました。